
町を楽しくおしゃれに
工事現場や駐輪場で、スペースの確保や注意を促すために用いられる赤い“三角コーン”。この印象をガラリと変えるユニークなシート「デザインパイロン」が登場した。商品を開発した看板制作販売会社「アドニック」(大阪市中央区)の小島和人さん(30)は「大阪の町を楽しくおしゃれに彩りたい」と夢を語る。
三角コーンは1914年に、アメリカ・ニューヨークで誕生。当時はコンクリート製だったが、約50年後にプラスチック製のものが登場し、近年は樹脂やゴム性など次々と新しい素材も導入されている。一方でデザインにはほとんど変化はない。「以前から三角コーンのシルエットに魅力を感じていた」と話す小島さん。発想の転換を軸に、日頃からアイデアを模索しており、単調な三角コーンに芸術性や広告的要素を加え、景観のアクセントとしても楽しんでもらう事を思いついたと言う。(本文より)













































